めめの娘は可愛いお姫様

シェアハウスのきっかけ ページ1

蓮side


シェアハウスする前。


朝、いつものようにアラームの音で目が覚めた。


体を左横に向けると、可愛い寝顔で寝てる娘の姿が。


妻とはAが1歳に満たないうちに色々あって離婚し、それからAと二人暮らし。


メンバーに支えてもらいながら、仕事と育児の両立を頑張ってる。


それにしてもほんと、Aの寝顔は可愛い。


このまま寝かせたいけど、これから朝ごはん作らなきゃだからAも起こして一緒にリビング行こう。


蓮「Aちゃ〜ん、朝だよ〜」


ほっぺをツンツンしながら何度も声をかけると、目覚めたAちゃん。


「んぅ···」


蓮「ふふ、おはよう」


眠いのか、目を擦ってて可愛い笑


蓮「一緒にリビング行こっか」


「だっこ···」


蓮「えぇー、歩いて行けるでしょー？」


「だっこなのぉ···」


蓮「分かった分かった笑 おいで」


抱っこして、寝室を出てすぐにあるリビングに移動した。


蓮「パパ、朝ご飯作っちゃうから遊んでていいよ」


「いやぁだ、だっこぉ···」


蓮「抱っこ？分かった、抱っこして朝ご飯作るね」


甘えん坊のA。


抱っこしながら、自分とAの朝ご飯を作る。


俺とAの朝ご飯はバラバラで、先に自分の作ってからAの朝ご飯を作る。


Aはいつも、朝ご飯はひと口おにぎり2つとヨーグルト。


Aを片手に抱っこしながらおにぎりを握る。


「おにぎり···」


Aは興味津々そうに握ってるとこを見てる。


蓮「おにぎりだよ。お腹空いた？」


「うん！」


蓮「もうすぐでできるから待っててね」


そして、朝ご飯が出来上がってテーブルに並べ、2人で食べ始めた。


先にひと口おにぎりを食べ始めたA。


1口サイズだからそのまま口に入るのに、一つのおにぎりを何回かに分けながら食べてて可愛い笑


顔にご飯粒ついてるし笑


蓮「ご飯粒ついてるよ、A笑」


「どこ〜？」


蓮「反対反対笑 ここ笑」



右のほっぺについてるのに左のほっぺ触ってるから、代わりにとってあげて自分で食べた。


「あっ、パパたべた〜！」


蓮「ふふ、食べちゃった笑」


「へへっ！」


2人で楽しく朝ご飯を食べた。

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