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「今のってどういう…」

向「ああっ!目玉焼き焦げてまう!」



話しかけようとしたタイミングでなんだか忙しそうにパタパタ動き回ってる康二くん。
エプロンがよくお似合いで……



佐「Aちゃんはそこ座ってな〜
こぉじー焼けたパン皿に乗せてっていいー?」

向「おん!助かるわぁ」



私の肩をポン、と叩いてキッチンに入って行ったさっくん。大人しく座らせて貰うけど、やっぱりさっきの康二くんの言葉がどうも引っ掛かる。



佐「そういや照ってもう起きてんのー?」

向「さっき2階でシャワー浴びに行っとったで
ひとっ走りしたから汗流すーって」



噂をすればなんとやら。
昨日のフッカさんみたいに、タオルで頭を拭きながら階段を降りて来たひかるさん。



佐「あ、照おはよ〜今ちょうど話してたの!相談があって!」

岩「おはよ。なに?相談って」



私の前の椅子を引いたひかるさんと目が合って、「おはようございます」って言ったら、照れ臭そうに笑って「…おはようございます」って返してくれた。



向「ほい!お待ちど〜照兄は?サラダとか作ろか?」

岩「や、自分でやるわ。ありがと。」

向「はいよ!」



キッチンに居た康二くんとさっくんがお皿やらコップを並べて座ると、今度は入れ替わりでひかるさんがキッチンに立った。…プロテイン作ってる。確かにムキムキだもんね…



佐「じゃー食べよ!手を合わせてください!」

「え?あ、はい!」

佐「せーの!いただきまーす!」

「いただきます…」

向「んふ いっつもそんな可愛らしいことやってんの?」

佐「そー!いいっしょ〜」



にこにこ。目を細める康二くん。
なんだ…このシェアハウスのルールかと思ったら。
さっくんの気分だったらしい。
ちょっと恥ずかしくなって、誤魔化すようにこんがり焼けたロールパンを口に含むとバターがじゅわって口に広がって美味しい。



向「うまいやろー?うちのパン」

「あ、これ康二くんのカフェの?」

向「せやで〜」



お皿には塩パンとクロワッサンも並んでて念願のやつ…!ってテンションが上がる。そんな私を見てさっくんが「いっぱいお食べ〜」って笑った。



岩「で?相談って?」



出来上がったプロテインを持って座ったひかるさん。
うわ〜塩パンもちもち…美味しい〜…なんて感動しながらパンを食べてた私は次の瞬間耳を疑うことになる。



佐「Aちゃんしばらくうちに住ませてあげよーと思って!」

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あむ(プロフ) - 名無しさん» ありがとうございます!暖かいお言葉嬉しいです^ ^更新がんばります! (3月27日 13時) (レス) @page34 id: 3fabfc8fab (このIDを非表示/違反報告)
名無し(プロフ) - お話の流れと展開が好きです (3月26日 21時) (レス) @page36 id: 5ebabfabca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あむ | 作成日時:2024年3月18日 23時

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