◉Mr.クレーンゲーム ページ1
◇◇◇
今日は1日事務所でコメント撮り。
朝からひとしきメンバー全員でのコメントを撮った。
このあとは休憩を挟んで、個人のコメント撮りなんだけど私の順番は最後のほうだからかなり時間が空く。
「阿部ちゃん。」
阿部「ん？どうした？」
「空き時間にふっかさん借りてもいい？」
阿部「面白い許可の取り方だね〜(笑)ゲーセン？」
「正解。欲しいぬいぐるみがあって。」
阿部「最近ハマってるやつでしょ？」
「そうそう。」
阿部「いいじゃん。」
「まぁふっかさんにはまだ何も言ってないんだけど…(笑)」
阿部「話し方的にそうだろうなと思ってた(笑)ふっか最後だし行ってくれるんじゃない？誘ってきなよ。」
「ありがとう。」
阿部「時間気をつけて。」
「はーい。」
いってきます。と言うと、私はふっかさんを探しに出た。
「ふっかさん。」
深澤「どしたー？」
ふっかさんはすぐに見つかった。
「個人のコメント撮りまで暇してる？」
深澤「あー暇してる。」
「一緒にゲーセン行ってくれませんか？」
深澤「あ、それってデート？」
「デートではない。」
深澤「じゃあ、断る(笑)」
「えー」
深澤「うそうそ(笑)なにか欲しいのあるの？」
「最近ハマってるアニメのぬいぐるみ。」
深澤「あーマオマオ。」
「そう。」
佐久間くんのラジオがきっかけで、某薬屋さんのアニメにハマり、マンガも小説も最新刊まで読んだ。
グッズ欲しいなと思ってたらゲーセンの景品にあるらしく、ふっかさんに取ってもらおうという作戦。
深澤「いいよ。いこいこ。」
「ありがとう。」
一応阿部ちゃんにも言っとくわと言うふっかさんにもう言ってあるよと伝えると流石と笑う。
深澤「ちょっといってきます。」
近くにいたマネージャーさんに声をかけて私達はゲーセンに向かった。
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作者名：雪 | 作成日時：2024年4月15日 7時
