すのうーまん⑮ (ページ17)

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冬賀「では、私は買い出しに行ってきます。阿部さん。お願いします。」

阿部「任せて。」

佐久間「俺もオフだし一緒にいるよ。」

「ごめんなさい。お願いします。」

話が纏まり、冬賀さんはホテル暮らしに必要な物の買い出しに行ってくれることになった。椎名さんの入構証は使えないようになってるけど、もしものときのために1日オフの阿部ちゃんと佐久間くんが残ってくれることになった。

佐久間「…にしてもこれまでの出来事が繋がってたなんてね。」

阿部「もっと早く気付けばよかった…」

「…ごめん。」

2人の会話にごめんと返すことしかできない。

佐久間「にゃー！Aは落ち込まなくていいの！」

阿部「Aは悪くない。」

佐久間「何か楽しいこと考えようぜ！」

阿部「そうだね。Aと一緒に住めるようになったの、俺めっちゃ嬉しい。」

佐久間「にょ、家具とか買い替えちゃう？」

阿部「いいね〜。2人で選ぼうよ。」

「…2人共、ありがとう。」

佐久間「どういたしまして。」

2人がいてくれてよかった…もし1人だったらきっと精神的に落ちるところまで落ちてたと思う。それも分かっててマネージャー陣はメンバーに留守番を任せてくれたのだろう。

改めてチームの皆の凄さを感じて、感謝でいっぱいになった。