俺だけに × 黄 ページ26
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『今日の衣装ミニスカートなんですか?』
スタッフ「そう、可愛くない?Aちゃん絶対似合うよ」
『スカートは可愛いけど…いけます?私』
スタッフ「いけるに決まってるでしょ!ほら着た着た!」
久しぶりの10人仕事。それスノ撮影では無いため、私服っぽい衣装を用意してもらった。いつも私の衣装を担当してくれる仲の良いスタイリストさん。まさかのミニスカートを提案されグイグイと試着室へ背中を押された。
いやいけるか…?もはやライブなどのキラキラ衣装ならそういった雰囲気でいけるのだが、こういったスタジオ撮影でのミニスカートは久しぶりだ。
『…どうですか?』
スタッフ「えー!かわいいじゃん!!!」
想像以上に褒められなんだがいける気がしてきた。
ただ、足を出しすぎるのもなかなかに抵抗があったのでロングブーツにさせてもらった。「メンバーにも見せてあげな!絶対みんな喜ぶよ」と言われ、楽屋に戻るよう急かされた。
『あっ照くんだ』
岩本「A?……ちょっとこっち来て」
廊下を歩いていると大きな背中が見えて、パッと目が合った瞬間ムスッとした表情に…。あ、これは拗ねちゃうやつだ。
『どう?可愛くない?』
岩本「かわいいけど…、短くない?」
『私もびっくりだけど、せっかく用意してくれたから』
岩本「…みんなに見せたくない」
『わっ…、ここ廊下だよ?』
拗ねたように手を掴まれてそのまま引き寄せられて彼の腕の中に。1度ギューっと抱きしめられて背中をトントンと撫でられすぐ離れる。
岩本「かわいい。」
『…ありがとう』
岩本「ひひっ、照れてる?かわいい笑」
『ねえ』
岩本「ごめんごめん笑」
次は私が照くんみたいに唇を尖らせるとムニムニと触られた。
岩本「けど、俺の近くにいてね?特にふっかと翔太とか近づかないで」
『大丈夫だよ笑』
岩本「大丈夫じゃないの!」
『一応ロングブーツにもしたし』
岩本「…それが逆にさ、」
『なんて?』
岩本「もう!何で分かんないの!」
『ええ?笑』
謎にまた怒られてしまい手を握られてそのまま楽屋へと向かった。
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佐久間「えー!A今日の衣装かわいーー!!」
宮舘「スカート珍しいね、似合ってるよ」
『ほんと?よかった』
深澤「まって、Aめちゃくちゃいいじゃん」
渡辺「うわなんか…えろい。」
深澤「あの太ももがね…」
岩本「ねえほら!だから言ったじゃん!」
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作者名:みるる | 作成日時:2024年4月8日 2時