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〈向井くんside〉
翌日。
さっくんとめめとふっかさんと買い物に来た。
というのも、2人の着替えとかが全くないから。
唯一の救いが来ていた服とかが一緒に小さくなってくれたこと。
いつ戻るかもわからんけど、想像以上に早いかもしれんから、安価のものでとりあえず一週間分の服と4日分のパジャマと下着。
下着は、念の為でオムツも。
靴と靴下は、先に買って履かせてる。
いまは大丈夫でも、日が経って、どんどん幼くなっていってもうたら分からんからな。
佐「涼太におつかい頼まれたわ」
向「じゃあ、一回荷物置いてくるな?」
佐「うん。ふっか、康二に着いてって?」
深「あい」
めめを抱っこして、支えの手に荷物を持って、片手でふっかさんと手を繋ぐ。
世の中のママさんパパさんは、一人でやったりするんやからすごいな。
深「こぉじ」
向「んー?」
深「おしっこ、」
向「え?もう少し我慢出来ん?」
深「むりぃ、」
向「っしょ...オムツ履こか」
深「コクンッ...」
履かせて、終わったって教えてくれたから替えてあげる。
向「めめは?」
目「れぇも、」
朝起きてから、めめの一人称が蓮に変わっててん。
しっかり後始末をして、2人と手を繋いでおもちゃ売り場へ。
とりあえず2つずつ買って車に戻ると、さっくんから終わったよーって連絡が。
やから車にいるってことを伝えて、エンジンをかけておく。
深「こぉじ、」
向「んー?」
深「たちゅ、ねむぅ、」
向「寝ててもええよ?」
深「んぅ...」
向「おやすみ」
めめも、いつの間にか寝とる。
さっくんが来て、荷物を積んで、家に帰る。
佐「あれ、オムツ開けたの?」
向「あぁ、ふっかさんがトイレまで間に合わんって言うから」
佐「なるほどね」
向「先に、ふたり家の中連れてくな?」
佐「うん、開けてあげる」
さっくんが開けてくれて、家の中へ。
阿「佐久間は荷降ろし中?」
向「おん」
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作者名:みるく | 作成日時:2024年4月16日 3時