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翔太side
Aちゃんは少し考えて
A「そうだよね。翔太くんは返してもらう約束で貸してあげたんだよねー」
ってわかってくれた。
翔太「ねー、はやく」
たぶんさっくんに連絡してるAちゃんを急かす。電話を切ったAちゃんと一緒に、想くんのお部屋へ向かった。
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佐久間side
なぜか翔太の貸したぬいぐるみが気に入ってしまった想。
そこまで高くないとはいえ、熱があるからか朝から機嫌は最悪。
さっきから説得を試みているけれど、泣いて怒ってとにかくぬいぐるみを離さない。
そこにAちゃんから翔太がもう限界って連絡が来て、翔太を部屋に入れてあげることにした。
ドアが開くと、翔太がベッドの脇に駆けていく。
佐「想？翔太が返してね−ってお話しに来たよ？」
想「むぅ」
翔太「それしょーたのだから。はやく！！」
佐「…翔太、もうちょっと優しく言って？」
想「…やーだ、これ想もほしいの」
翔太「だめっ！」
想「うわーんっ、いじわるー！」
佐「あー、想もそういうこと言わない。」
翔太「…そんなこと言うならもう絶対に貸してあげない。」
A「翔太くん？」
想「いじわる！！」
翔太「違う！やくそく！いじわるじゃないし！意味わかんない！」
想「いじわる…」
翔太「そんなこというほうがいじわる！！！」
佐「…翔太？」
翔太の方が1歳上で口達者だから、口で勝てない想は”いじわる”しか言えない。
発熱＆検査前で余裕のない者同士だから、お互いブレーキが効かなくなっちゃって。
普段なら約束はきちんと守るはずの想も、もっと相手のことを思いやれるはずの翔太も、ここにはいなかった。
佐「想は約束守ること。それから翔太ももっと言い方あるよね？」
俺が2人をなだめると、想がぽいっと翔太に向かってぬいぐるみを投げた。
佐「…貸してもらったものをそんな渡し方するのはどうなの？」
想「…」
佐「それから翔太も想もお互いひどいことたくさん言ってたよ。…言うことあるんじゃない？」
翔太「…」
想「…」
黙りを決め込む2人。
困っているとどこから聞きつけたのか、涼太が部屋に入ってきた。
宮「大丈夫？とりあえず検査だけ時間通りにしないとだから、佐久間、想のことお願いしていい？」
佐「ん、了解。」
涼太とAちゃんに連れられて翔太が部屋を出ると、わんわん泣きだした想を一生懸命あやした。
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シルク(プロフ) - アンナさん» こちらこそリクエストありがとうございました！読んでくださる皆さんは💙以外なら誰が好きなのかな〜なんてたまに気になってました🤭 💛さんいいですよね〜。また絡み書きますね！ (3月31日 9時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - リクエスト応えてくださり、ありがとうございました！💙💛の絡みが個人的にすごく好きなので、また是非よろしくお願いします♪ (3月30日 22時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそリクエストありがとうございました！自分なりに奮闘する感じが、私的にもお気に入りのお話になりました🤭 これからも頑張ります♪ (3月20日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - リクエストに応えていただきたいありがとうございます！これからもお話し楽しみにしています🌟 (3月20日 20時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ナオさん» ご感想ありがとうございます！おそらくリクエスト頂かなかったら、こういうテイストを書くことはなかったと思うので、私の方こそ感謝です✨ 是非是非これからも遊びに来てやってください♪ (3月14日 17時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年3月9日 23時
