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目黒side
しょっぴーの手をひいて、検査室に向かって廊下を進む。
目「今日はいくつか検査回るけど、怖い検査はないからね」
翔太「はーい」
目「途中で具合悪くなったり疲れちゃったりしたら言ってね」
翔太「はーい」
検査室に入ると、舘さんが待っていた。
宮「よく来たね。じゃあさっそくだけど、まずはお耳が聴こえるかどうかの検査からね」
ふっかさんと舘さんが事前に説明をかなり丁寧にしてくれたおかげで、しょっぴーも見通しが立っているから落ち着いている。
宮「おっけい。次はバランスとれるかな〜の検査ね。」
目「はい、まずは目つぶったまま立てるかな」
翔太「きゃはは」
宮「はいおっけい。次はその場で足踏みしてみて？」
翔太「ふははは」
平衡感覚を調べる検査だけど、しょっぴーは遊びと思っているのか楽しそうに笑ってる。耳もきちんと聞こえていたし、平衡感覚も大方問題ないみたい。
宮「うーん、大丈夫だね」
翔太「んふふ。全然平気だった！」
しょっぴーは大丈夫だね、という言葉に嬉しそうにしているけれど…
医者や看護師が一番怖いのは”原因不明”だから、こちらとしてはちょっと複雑。
宮「今日の検査はおしまい。また明日、ふっかと検査してみようね」
翔太「うん」
このときは元気に返事をしていたけれど…
目「検査お疲れ様。お部屋でゆっくりしてね」
部屋に帰ってきて、しょっぴーがいつもどおりベッドに入ったのを確認して俺が部屋を出ようとしたときだった。
翔太「待って…」
小さい声が聞こえて、振り返ってベッドを見れば、不安げに瞳を揺らしてるしょっぴーと目が合う。
目「えっ、……どうした？」
翔太「しょーた大丈夫だよね…？」
検査中の笑顔は、無理矢理作った笑顔だったのかな…。
やけに元気だなとは思ったけれど、そこまで違和感に思わなかったから、気づけなかった。
目「うん、大丈夫。いつだって先生たちが助けてくれるでしょう？」
翔太「ん、そうだよね…」
目「うん。」
翔太「でも、明日も検査だし、、もし、治らなかったら、」
表情と声色が暗くなっていくにつれ、呼吸が怪しくなってきたしょっぴー。
翔太「ﾊｱｧ、、ﾊｧｯ、、」
目「一緒に呼吸しよう。」
すぐに対処できたから割とすぐ過呼吸は落ち着いたけれど…どんな言葉をかけてもしょっぴーの表情は相変わらず暗いままだった。
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シルク(プロフ) - アンナさん» こちらこそリクエストありがとうございました！読んでくださる皆さんは💙以外なら誰が好きなのかな〜なんてたまに気になってました🤭 💛さんいいですよね〜。また絡み書きますね！ (3月31日 9時) (
レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
アンナ(プロフ) - リクエスト応えてくださり、ありがとうございました！💙💛の絡みが個人的にすごく好きなので、また是非よろしくお願いします♪ (3月30日 22時) (レス) id: 3278b67723 (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - えなさん» こちらこそリクエストありがとうございました！自分なりに奮闘する感じが、私的にもお気に入りのお話になりました🤭 これからも頑張ります♪ (3月20日 23時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
えな(プロフ) - リクエストに応えていただきたいありがとうございます！これからもお話し楽しみにしています🌟 (3月20日 20時) (レス) id: 2ee6bfb48d (このIDを非表示/違反報告)
シルク(プロフ) - ナオさん» ご感想ありがとうございます！おそらくリクエスト頂かなかったら、こういうテイストを書くことはなかったと思うので、私の方こそ感謝です✨ 是非是非これからも遊びに来てやってください♪ (3月14日 17時) (レス) id: bca21cf36f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シルク | 作成日時：2024年3月9日 23時
