紅一点×SnowMan⑨ (ページ15)

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★ ページ15

深『次はどこいきましょうか。』

A『やっぱ炒め物料理かなと。今回は3択です。一つ目がこのガイ・パッ・メ、二つ目がガイパットキン、3つ目がコームーヤーン。』

岩『康二、解説して。』

メニュー名だけじゃ分からないから、
照兄からご指名が入る。

「任せろっ。どれどれ。一つ目は、カシューナッツとチキンを炒めたやつやな。二つ目は鶏肉と生姜を炒めたやつ、三つ目は豚の首のお肉を焼いたやつやな。これは珍しいかもしれん。」

佐『肉系か〜。』

ラ『絶対食べたいからヒントちょうだい。』

ラウールの言葉にAが考えたあと、
一言だけ言った。

A『サットシータオ。』

はっはーん。なるほどね。
俺はその言葉で何を指したのか分かった。

岩『うわっ。康二がニヤニヤしてる。』

深『てことは答えにつながるヒントを言ったんだ。』

目『いや、康二だけずるいって。』

俺の様子を見て、みんな文句を言ってる。
けど、そんなん知らんわ。これは絶対正解やわ。

阿『もう、いこ。分かんね。』

深『じゃあ、いくか。せーの。』

ここでは、阿部ちゃんと俺と翔太くんがコームーヤン。
照兄とふっかさんがガイパッドキン、
佐久間くんとめめとラウールが
ガイ・パッ・メを選んでいた。

A『綺麗に分かれたね。じゃあ、もう出しちゃおうかな。康二お見事！私が選んだのはコームーヤン、です。』

やっぱそうやったか。

宮『まあ、康二は分かるよ。けど、阿部と翔太すごくない？』

「ほんまやね。2人とも分かったん？」

阿『いや、俺は分からなかったけど、一言で康二が分かったってことは、この中で唯一種類の違う豚かなと。』

渡『俺はなんとなくだよね。でもAなら味のイメージできないもの食べるんじゃないかなって。』

A『まさしくその通り。食べてみたいなって思って。』

豚の首の肉とか普段食べへんもんな。

深『ちなみにさ、Aはなんて言ったの？』

A『あれは4足獣って意味だよ。』

みんなその言葉にあーって納得した顔をしている。