紅一点×SnowMan⑨ (ページ5)

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★ ページ5

渡『これは？A車のキーケースないって言ってたじゃん。』

A『確かに。でもブランド品じゃなくていい。』

佐『なんでブランド品買わないの？』

佐久間がずっと疑問に思っていたことを聞いている。

確かに時計や車は最高級のものを使用してるけど、
普段持ち歩いているものはほとんどノーブランドのものだ。

A『あー。それはね。』

雅『私物にイタズラされることが多かったからよ。』

「え？」

突然雅が現れる。どうやら、
なべの妹に頼まれて色々と買ったみたいだ。

雅『私物を壊されたり、盗まれたり。だから身につけられる物は大丈夫なんだけど、他の物はだめなのよ。』

そうか、、、。そんなことがあったんだな。

渡『でも、牧さんもいるし、これから他のマネージャーもいるんだから大丈夫なんじゃないの？』

A『まあ、そうなのかもしれないけど、、、。』

興味ないから今後も買わないだろうななんて
笑ってるAを見て少し切なくなった。

それから一通り買い物したら搭乗する時間になった。

Aは窓際で前後に舘と照、隣にはめめが座ってる。

向『なんかSPに囲まれてる人みたいやなぁ。』

「確かに。」

佐『何で俺が隣じゃないんだよー。』

渡『お前うるさいからだろ。』

佐久間は座席の配置に不満があるみたいだ。
まあ、俺も口には出さないけど、不満はある。

A『さっくんが隣は絶対いや。』

佐『グサっ。』

ラ『キャハハ。』

ほんとSnowManみんなでいると騒がしい。
離陸してすぐにご飯が運ばれてくる。

目『あれ？A食べないの？』

A『うん。蓮食べていいよ。』

目『じゃあもらお。』

どうやらAは食欲がないらしい。
海外に行くからなのか、他に理由があるのかは
分からないけど。

食事を済ませ、各々自由に過ごしていたが、
やがて機内も暗くなり、全員寝始めた。

俺もアイマスクをして目を閉じた。