こんな俺らでも。2

不安だからさ。 ページ31

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桃side

7月。

無事に俺は1歳年をとった。

段々と暑くなっていく日々。

めっちゃ夏って感じ。

今日はみんな家でのんびり過ごす日。


桃「ねー、アイス食べたぁい」

橙「共有スペースの冷凍庫にあるんちゃうか？」

桃「あるかな〜、見てくるー！」

橙「俺も食べたいから行くわ！」

康二と2人仲良く自分たちの部屋を出た。

共有スペースにはラウと阿部ちゃん。

ラウの課題手伝ってるらしい。


キッチンの冷蔵庫の一番下、冷凍庫をガラッと開けると

冷凍食品、お肉、冷凍ご飯はある程度揃ってるけど、

アイスは見事にない。

橙「ないやん、、」

桃「コンビニ行く？」

橙「せやな、食べたいもん」

白「俺も食べたい！」

桃「じゃあみんなの分買ってくる！」

そうと決まれば話が早いわけで

佐久間大介康二とコンビニでアイス買ってくる!アイス食べたい人〜?

すぐに付く既読。

こういうときばっかり早いんだから。笑

深澤辰哉俺バニラ!めめはチョコだって!

岩本照チョコ

宮舘涼太抹茶で

渡辺翔太いちご

緑「俺も抹茶がいいな〜」

白「俺はバニラで！」

桃「よーし、いってきまーす！」


セミがうるさく鳴く夏の始まり。

少し汗ばむ徒歩5分の距離。


橙「溶ける前にはよ帰らな！」

桃「だね！帰ろ〜！！」


急ぐ帰り道、

ちょっとした事件が起こるなんて誰も思わなかったよね。

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